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経済学者で同志社大学大学院教授の浜矩子さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」
をお届けします。時事問題に、経済学的視点で切り込みます。
*  *  *
 このところ、何かにつけて交点が気になる。交点は出合いの場だ。何かと何かが出合う
時、そこに芽生えるものは何だろう。道と道が交差する十字路も、交点だ。十字路は、実
は危険なところだ。十字路は、悪魔に願いを叶(かな)えて欲しい時に立つ場所だ。悪魔
への願いは、代償が怖い。騙(だま)される確率も高い。
 今、筆者が特に気になる交点が三つある。その一がキャリアとジョブの交点だ。その二
が良識と常識の交点。その三が資本主義と社会主義の交点である。
 キャリアは、実に日本語化し難い