Reality check for VW in China after sluggish start for electric car series
https://www.reuters.com/business/autos-transportation/reality-check-vw-china-after-sluggish-start-electric-car-series-2021-06-22/

・フォルクスワーゲン(VW)の電気自動車の主力モデルであるIDシリーズの中国でのスタートは、
 同社関係者も心配するほど遅いものとなっている。
・2ヵ月前に発売されたSUVモデル「ID.4」2車種の5月の販売台数は、合計でわずか1,213台に留まった。
 4月に比べて約200台減少した。
 (※テスラのモデルYは販売開始2ヶ月で6,000台を超、5ヶ月後には3万台超)
・VWと国有企業の上海汽車との合弁会社はID.4 Xモデルを製造しており、同社幹部の3月のコメントでは、
 今年は5万〜6万台の販売を目標としていた。
 また第一汽車の合弁会社では、ID.4 CROZZを製造しており、同様の目標を掲げていた
・3人の関係者によると、両ベンチャーのEV工場の稼働率は生産能力の10%を下回っているという。
・ロイターが見た内部メモによると、SAIC-Volkswagen社はスタッフにID.4の購入を提案したという。

・中国は他のどの国よりも電気自動車の導入に積極的で、公害の削減、自動車産業の成長促進、
 石油への依存度の低減を目指している。
・VWは、昨年385万台を販売した中国最大の外資系メーカーであり、電気自動車への移行を成功させる
 ことに大きな意味を持っている。(※中国はVWの全販売の4割を占める海外市場)
 また、2025年までにテスラを抜いて世界トップのEVメーカーになることを宣言している。