○ファイザー社のワクチン(住民分)の供給量と消費量

 6月最終週までの累計供給量 = 7862万4975回分(直近分を除き配送済=消費又は在庫)
 6/30時点の累計接種回数(ファイザー社のワクチン) = 3308万1865回(自治体による住民分)

 7月最終週までの累計供給量(予定含む) = 1億0389万6975回分 ※事務連絡による増加分を含む
 高齢者への優先接種(2回)の必要量 = 最大7200万回分(希望者の割合を80%とすると5760万回分)

以上によれば、当面の高齢者への優先接種(2回分)を進めるために、
十分な量のファイザー社のワクチンが供給されることに問題はない

ただし、極端な在庫の偏在が生じている場合には、自治体によっては、
ワクチンが不足する可能性はあるので、在庫調整が必要となる余地はある

また、ワクチンは、人口比に応じた基本的な配分に加え、ワクチン接種記録システム(VRS)に入力した
消費量に基づく使用率に応じて配分(在庫率の少ない自治体に配分)されるところ、その入力が未達と
なっている自治体については、実際の消費量が多くても、後者の配分を受けられないことになるので、
そのような自治体が、それを当てにした接種計画を立てていれば、その実現ができなくなることはあり得る