https://news.yahoo.co.jp/articles/3946cd2109e2f853a49c1cf4b81e85f1574f95bb

東京オリンピック・パラリンピックの選手などを送迎するバスの運転手などについて、政府は自民党の外交部会で、大会までのワクチン接種が間に合わないことを認めました。

 これは6日の自民党外交部会で政府が明らかにしたものです。自民党の佐藤外交部会長によりますと、政府は東京オリンピック・パラリンピックの選手など関係者を送迎するバス運転手などの接種について大会までに「とても間に合わない」と説明したということです。

 オリンピック期間中には全国から6万台のバスが集まるとされていて、政府はボランティアに対して大会が始まるまでのワクチン接種完了を目指していました。

 しかし全国的にワクチン接種のペースが落ちるなか、政府は「結果としてワクチンを打たないまま、選手などの関係者を送るバスを運行せざるを得ない」と説明したということで、出席者からは「こんな状況ではまずい」という声が上がったということです。