紹介すれば最大30万円もらえる「みんなの銀行」とは
2021年07月10日

http://fp.mainichi.jp/news.html?c=mai&;id=20210708k0000m020165000c&t=full

 「みんなの銀行」という名称の銀行が5月28日にサービスを始めた。
実店舗や通帳だけではなくキャッシュカードも存在せず、日本初の「デジタル銀行」を名乗っている。
サービス開始に合わせたキャンペーンは「小遣い稼ぎ」になるとSNS(ネット交流サービス)で
話題となり、口座数は1カ月で約5万に達した。その正体は一体何なのか。

◇記者も口座を開設してみると

 #みんなの銀行
 紹介コード×××××
 こうしたメッセージが5月下旬、ツイッターに相次いで投稿された。
 この「お友だち紹介プログラム」と名付けたキャンペーンは、口座を開設した際に表示される
紹介コードを使って誰かが口座を開設すれば、紹介する人と紹介された人の口座に
それぞれ1000円が入金される、というもの。見知らぬ人でも構わないため、
不特定多数が閲覧するツイッターに紹介コードが書き込まれ、「1000円もらえました」
という報告も寄せられた。1人がもらえる金額の上限は累計30万円にも及ぶ。

 記者も口座を開設してみた。必要となるのは、スマートフォンと身分証明書のみ。
スマホにダウンロードした専用アプリに住所などの必要事項を入力した後、
身分証明書を手にした上半身を自分で撮影すれば手続きは終了。
そのまま審査に入り、10分も待たずに口座が開設された。開設手続きは24時間365日受け付けている。
一般的な銀行ならば、インターネットから申し込んでも開設まで1日以上かかるケースがほとんどだ。

 さまざまなサービスをスマホ一つで簡単に完結できるようにしたのが、みんなの銀行の特徴でもある。
キャッシュカードもないが、その代わりに専用アプリが入ったスマホを手にして、
セブン銀行の現金自動受払機(ATM)を操作すれば、現金を入出金できる仕組みを採用している。
スマホのタッチ決済で買い物代金が口座から即時に引き落とされるデビットカード機能も使える。

 既存のネット専業銀行も口座開設や振り込みの手続きをスマホでできるが、
銀行のアプリで買い物までできるのは珍しい。
「店舗が無いという意味ではネット銀行と同じだが、既存の銀行をコピーしていない。
とにかくゼロから作っている」(永吉健一副頭取)

 月額600円(最初の1年間は無料)を支払うと、口座残高が不足していても
自動で銀行側が最大5万円まで利息不要で立て替えたり、振り込みやATM出金の手数料が一
定回数まで無料になったりする。

◇あえてゼロからブランド構築


ωωω以下ソース元で