神奈川県内で11日、389人の新型コロナウイルス感染が明らかになった。県と5市の保健当局が発表した。
新規感染者は1週間前より163人多く、6日連続で1週間前を上回り、4日連続で300人を超えた。感染経路不明は211人だった。

横浜市は165人の感染を発表した。このうち60代男性はクラスター(感染者集団)となっている人工透析専門の診療所の患者で、
クラスターは職員1人を含む計15人となった。

市内の10代男性は東京都内の大学に通う大学生で25人で会食していたという。

相模原市の新規感染者は46人。このうち4人はラグビートップリーグ「三菱重工相模原ダイナボアーズ」の選手とスタッフ。
感染が確認されていた選手3人を含む計7人のクラスターに認定した。

また、クラスターとなっている市内の私立高校で生徒4人の感染が判明、計21人となった。

川崎市が発表した100人のうち57人は感染経路不明だった。

県が発表した59人のうち鎌倉市の20代男性と50代男性は共通の知人と4人で会食し、4人とも感染が確認された。

松田町の40代男性は職場の同僚と9人で飲酒を伴う会食に参加、この会食で感染が確認されたのは2人目とみられるという。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/116083