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docomo 5G LOUNGEの内観

選手村にオープンした「docomo 5G LOUNGE」 5Gで作る“おもてなし”空間
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docomo 5G LOUNGEがオープン
選手村ビレッジプラザE棟内に

 7月23日に開幕を迎える東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会。期間中、選手の生活を支える東京都中央区晴海の施設「選手村ビレッジプラザ」のE棟に、インターネットラウンジとカフェ機能を持った「docomo 5G LOUNGE」がオープンする。

 国内大手キャリアであるNTTドコモが「ドコモならではのおもてなしを提供する」と話すこのラウンジは、同社の5G通信技術を、国際交流や選手の応援に活用している注目スポット。

 NTTドコモ 東京2020推進室 室長の古野徳之氏は、「オリンピックの開催時は、毎回、開催都市に対して、IOC(国際オリンピック委員会)が選手村の仕様を規定します。その中で『選手同士の交流に役立つコミュニケーションルーム』というものがあり、docomo 5G LOUNGEはその役割を持ったスペースになっています。

 NTTドコモは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のゴールド通信サービスパートナーになっておりまして、2017年に推進室を立ち上げています。また、もともと2020年の5Gの商用開始を計画していましたので、『5G通信が使えるカフェスペースにしよう』というアイディアは、早い段階で決まっていました」と話す。

 どのようなサービスが提供されるスペースなのか、古野氏のコメントと合わせて、本稿で紹介していこう。

中略(本文参照)

 どのサービスも、オリンピックが延期になる以前から計画していたものですが、コロナ禍になり、『非接触』や『混雑を避ける』といったことに新たな価値が生まれたと思っています」(古野氏)

 「1964年の東京オリンピックの際は、開催に合わせて新幹線が開通しました。『5G通信』という技術は、当時の新幹線に相当するくらい、イノベーティブなものだと考えています。

 今回、docomo 5G LOUNGEで提供するのは生活に近い3つのサービスですが、これらが競技大会や大規模なイベントでの技術のあり方を示し、多様性の中でストレスのないコミュニケーションを実現するための、レガシー(伝統)として受け継がれていくといいなと思っています」(古野氏)

記事画像
「選手村ビレッジプラザ」のE棟に位置する
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会場の巨大サイネージに応援メッセージが表示される
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はなして翻訳の利用イメージ。選手は、スマートフォンから利用できる
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施設内の二次元バーコードを読み取って、注文できる
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木材を象徴的にあしらった、ほっと一息つける空間に仕上がっている
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