https://news.yahoo.co.jp/articles/63b2b0cc9c6612a78a7cf714d8f87f547a2d28d5
 新型コロナウイルスの感染が急拡大しているタイで、2種類の変異ウイルスに同時に感染した患者が見つかりました。
タイ保健省によりますと、バンコクの建設現場で働く作業員7人が、イギリスで確認されたアルファ株とインドで確認されたデルタ株に同時に感染していたということです。
これまでのところ7人の症状は落ち着いていて、保健省は、重複感染で重症化することはないとの認識を示しています。

ただ、重複感染のケースが増えれば「最終的に新たな変異ウイルスにつながる可能性がある」として警戒を強めています。

また、タイ政府は、中国のシノバック製のワクチンを1回目に接種した人に対し、2回目はアストラゼネカ製を投与する方針を示しました。
感染力が強いデルタ株が国内で流行する中、シノバック製を2回接種した医療関係者に相次いで感染が発覚したためです。