東京1149人感染 若い世代で重症 デルタ株猛威か


14日の東京都の新規陽性者は1149人で、2カ月ぶりに1000人を超えました。
以前よりも若い年代で重症化する事例も増えています。

14日に東京都が発表した感染者の数は1149人。1000人を超えるのは2カ月ぶり。5月13日以来です。
先週の水曜日と比べると229人増え、前週超えはこれで25日連続です。

14日の感染者の年代を見ると、20代が326人、30代が214人と若い世代の割合が増えています。
新型コロナ患者の治療を続ける東京・品川区の昭和大学病院でも。

昭和大学病院・相良博典病院長:「(入院患者のうち)デルタ株は4人、アルファ株は14人、それ以外は不明で、きょうには結果が出る」

現在、38床ある新型コロナ患者用ベッドのうち23床が埋まっています。

昭和大学病院・相良博典病院長:「比較的若い人が7割近くを占めていて、20代で入院している人もいる。
デルタ株は比較的若い人に感染者が多い」

デルタ株には何か特徴があるのでしょうか。

昭和大学病院・相良博典病院長:「デルタ株は重症化のスピードが速いイメージがある。(患者に)比較的若い人もいて、
そういう人は重症化しても良くなるスピードは速い」

今後も感染はさらに拡大していくとみられます。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000222547.html