今年4月、愛知県一宮市の駅ビルで刃物で女性にケガをさせたとして、72歳の男が逮捕されました。

 逮捕されたのは、住所不定・職業不詳の立入義博容疑者(72)です。

 警察によりますと、立入容疑者は今年4月、JR尾張一宮駅に隣接する「iビル」の7階にある多目的トイレで、清掃員の女性(当時45)にカッターナイフでケガをさせた疑いが持たれています。

 女性は「トイレが汚いから掃除しろ」とカッターナイフを見せた立入容疑者に対し、取り上げようともみ合いになった際に右手に軽いケガをしたということです。

 現場付近の防犯カメラの映像から立入容疑者を特定し行方を追っていましたが、14日午後、名古屋駅構内にいるところを鉄道警察隊の警察官が見つけ、逮捕に至りました。

 調べに対し、立入容疑者はケガをさせたことは認めるものの、犯意については否認しているということで、警察は動機や事件の経緯について詳しく調べています。

https://www.fnn.jp/articles/-/210635