2021/07/14 12:00

 その猫は1年前、毛がほぼ抜けた状態で、やせ細ったボロボロの姿でマレーシアの路上をうろついていた。よく見なければ猫とすぐにわからないほど変わり果ててしまったその猫を見たある女性は放っておくことができなかった。

 女性は家に連れて帰り、できうるすべての処置を施し、愛情を注ぎ続け、献身的なお世話を続けていった。

 その1年後...生きているのが不思議なくらい弱っていたその猫は、とても美しい白猫の姿に大変貌を遂げたのだ。




ボロボロの状態で保護された野良猫

 今年6月19日、Facebookのグループアカウント『マレーシア人の猫愛好家クラブ』でシェアされた白猫メイメイのビフォア・アフターの姿は、ユーザーらに大きな反響を呼んだ。

 投稿をシェアしたのは、メイメイの飼い主であるヌル・ハミザー・ハドさん(30歳)だ。

 マレーシアのサラワク州に夫と住むハドさんは、2020年5月に自宅周辺をうろついている薄汚れたメイメイを発見した。

 メイメイは、体毛がほとんど抜けて痩せ細り、明らかに空腹の状態だった。悪臭を放ち、傷口は感染症にかかり、ボロボロになっていたメイメイをハドさんはひとまず段ボール箱に入れて保護し、自宅へと連れ帰った。





ハドさんの献身的な愛情と世話で回復したメイメイ

 ハドさんは、メイメイをすぐに動物病院へ連れて行った。メイメイは当時体重が2kgほどしかなく、獣医はすぐに怪我と感染症の治療を施し、栄養を補給した。

 メイメイは、ハドさん夫妻に対して警戒心を露わにし、とても怯えている様子だった。メイメイはこれまで、どれほど辛く苦しい日々を送ってきたのだろう。

 人に対しての不信感は強く、ひどい容姿となったメイメイをさげすむ人もいただろう。虐待を受けていた可能性も否定できない。

 ハドさんは毎日餌と水を与え続け、治療を受けさせるためにメイメイを何度も病院に連れて行った。

 そしてようやく半年後、メイメイは徐々に回復の兆しを見せはじめた。





美しい白猫に変身したメイメイ

 そして1年が経った今、メイメイは大変身を遂げた。
     ===== 後略 =====
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