https://news.yahoo.co.jp/articles/23eda48b52bca84a5e17fdb4c9830e62977d93f1?tokyo2020

東京都の小池百合子知事は16日の定例会見で、来週の4連休(22〜25日)について
「連休中の人の流れの増加が、(新型コロナウイルス)感染の急拡大をもたらすのではないか」と危機感を示した。

小池氏は、都内が緊急事態宣言期間中であることを改めて訴え「4連休の過ごし方というのが、
コロナ対策にとって重要な期間だ」とし、都県境をまたぐ移動や不要不急の外出を控えるよう都民に呼び掛けた。

東京五輪開幕が一週間後に迫る中、都内感染状況は厳しい水準が続いている。
東京都は15日、新型コロナの感染者が新たに1308人確認されたと発表した。
1300人を超えるのは1月21日(1485人)以来で。2日連続での4桁台となり、26日連続で前週の同じ曜日を上回っている。

また、15日の都のモニタリング会議では、現在の増加比約131%で推移した場合、
五輪閉会後の8月11日には1日当たりの感染者が約2406人に上るとの試算が公表された。

小池氏は会見で「ワクチンが行き渡るまでの間、何としても感染拡大を防がなければならない」と強調。
新規感染者全体の9割前後を占めている50代以下の若年層に対して「基礎疾患がない方でも重症化する可能性がある」
と改めて感染防止対策を徹底するよう求めた。