ABCテレビ 7/19(月) 13:02

 大阪府吹田市で2019年、警察官が刺され、拳銃を奪われた事件で、強盗殺人未遂などの罪に問われた男の初公判があり、弁護側は無罪を主張しました。

 起訴状によりますと、飯森裕次郎被告(35)は2019年6月、吹田市にある交番の前で、古瀬鈴之佑巡査長(28)の胸などを包丁で刺し、拳銃を奪った罪などに問われています。

 19日の初公判で、起訴内容について、飯森被告は「たぶん僕がやっただろうと思いますが、正直よくわかりません」と話し、弁護側は、当時、飯森被告が統合失調症により責任能力がなかった可能性があるとして無罪を主張。

 一方、検察側は飯森被告が事件後に服を着替えるなど、逃走のための合理的な行動をしていたと指摘し、統合失調症だったものの、被告に限定責任能力はあったと主張しました。

 襲われた警察官は現在、仕事に復帰しています。

ABCテレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/d171151afde433b4d319eb9aaacd374aa0e4e93b