https://news.yahoo.co.jp/articles/0ebf62db6b93220b6eb769f5fd8b850bec22a651

23日に開幕する東京オリンピックで、地元の小中学生限定でサッカーを観戦する茨城県鹿嶋市の市立学校が、
会場であるカシマスタジアムに持ち込む飲み物について「コカ・コーラ社製の飲料でお願いします」と
保護者に通知していたことが判明した。市教育委員会は大会組織委員会の意向を受けた文書と説明しているものの、
市には苦情が殺到している。

日本コカ・コーラ社のホームページによると、コカ・コーラ社は東京オリンピック最上位スポンサーの
「ワールドワイドオリンピックパートナー」となっている。

市教委によると、市立学校のうち1校が15日付で「(持ち込む)飲料はペットボトルの場合、コカ・コーラ社製の飲料でお願いします」
とする文書を配布した。9日に組織委が会場を視察した際、担当者が各校の教職員に「コカ・コーラ社製以外のペットボトルは
持ち込み禁止で、それ以外はラベルをはがして」と発言したのを受けた通知という。

文書はツイッター上などで拡散し、市に苦情が殺到した。市教委は「誤解のある表現だった」としている。
市教委は学校にラベルをはがすことのみ求めていたという。