来日したWHO(世界保健機関)のテドロス事務局長が都内で開かれたIOC(国際オリンピック委員会)の総会で、コロナ禍でのオリンピック開催について「ゼロリスクはあり得ない」と発言しました。

 WHO・テドロス事務局長:「石橋をたたいて渡る。ゼロリスクはあり得ない。感染例ゼロが今後2週間の成功基準ではない」

 WHOのテドロス事務局長はオリンピックを安全に開催するため、徹底したコロナ対策を取ることの重要性を強調しました。

 そのうえで、大会期間中、感染者をゼロに抑え込むのは不可能であると指摘する一方、感染者の隔離やケアなど迅速な対応が成功の基準だという認識を示しました。

テレ朝News [2021/07/21 12:55]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000223268.html