だから、ガンダムって話はいわゆるファーストガンダムで完結しているって話だ。
それ以降の話について、富野は「商業的なの要求としての続編でしかない」と云っていし、現実にバンダイの商売上の都合でしかない。
だからこそ、Zガンダム以降の話は「人はいつまで経っても分かり合えるようにはならない。ニュータイプなんて単なる戦争の道具」って話として作られている。

富野が必死になって毎回毎回「荒唐無稽な巨大人型兵器が必要とされる戦場ってなんだ?」って事に向き合って新しい舞台を用意していたのに、
「いちいちそんなん考える必要ないじゃん。大人しくガンダムの続編作っていれば良いんだよ」って新スポンサーに突きつけられた時の絶望たるや如何ものか。
そりゃ「ワシが真に願ってやまぬものはただ一つ!!紅蓮の炎に焼かれて消えるガンダムそのものだーっ」って叫びたくもなろうってものさ。