■2015年7月:新国立競技場の計画「白紙に」
2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場。

当初、デザインを担当していたのは世界的建築家のザハ・ハティド氏だった。
しかし、その特殊な構造が整備費を押し上げる要因になったとされ、2015年7月17日、安倍晋三首相(当時)は「現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで見直すと決断した」と発表した。
この時、ハティド氏のデザイン案は当初予算の1300億円を大きく上回る3000億円以上のコストがかかることが指摘されていた。

ザハ・ハティド氏の事務所はこの決定に反論する声明を発表。

事務所は価格高騰はデザインのせいではなく、東京における建築コストが増大したことなどにあるとし、
コストを削減したデザインを日本スポーツ振興センター(JSC)提案していたが、受け入れられなかったとしている。
(中略)
白紙撤回後、決定したのは1600億円規模のデザイン案だった。しかし、資材の高騰などをうけ、最終的には建設費は2520億円に達している。

■2015年9月:エンブレムのデザインも白紙に
2015年8月、アートディレクターの佐野研二郎氏がデザインした東京五輪の公式エンブレムが発表された。

しかし、佐藤氏のデザインに対し、ベルギーのデザイナーが自作を盗作されたと主張。訴訟を起こした。
大会組織委員会は9月1日、ロゴの盗作疑惑は否定しつつも「放置できない問題」であると説明。
公式エンブレムのデザインを撤回し、改めて公募することを決定した。

■2017年4月:新国立競技場の現場監督が自殺
新国立競技場のデザイン案の撤回、そして新たなデザイン案の決定により着工が当初予定よりも1年2ヶ月遅延。
その影響から、建築現場では業務の負担が増加していた。

2017年4月には、当時、新国立競技場の建設現場で現場監督を務めていた20代の男性が自殺している。

朝日新聞の取材に対し、自殺した男性と同じ現場で働いていた別の現場監督は「新人なのに、通常の2倍以上の仕事を任されていた。
いくら何でもさばききれるはずがない」などとコメントしている。

遺体のそばには、次のようなメモが残されていたという。
《身も心も限界な私はこのような結果しか思い浮かびませんでした。
(中略)
■2021年2月:女性蔑視発言で森喜朗会長が辞任

《身も心も限界な私はこのような結果しか思い浮かびませんでした。家族、友人、会社の方、本当にすみませんでした。
このような結果しか思い浮かばなかった私をどうかお許しください》

■2019年1月:JOC会長の贈賄疑惑
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(当時)が贈賄に関与した疑いがあるとして、フランス当局が捜査を開始したと報じられた。

疑惑は2016年春の段階から指摘されており、日本の五輪招致委員会がIOC委員を務めていたラミン・ディアク国際陸上競技連盟(IAAF)前会長の息子に
2800万シンガポールドル(約2億2000万円)を支払ったとされるもの。
(中略)
その後、6月に竹田会長は任期満了をもってJOC会長を退任した

■2019年4月:当時の五輪相が問題発言で辞任
2019年4月10日、桜田義孝五輪相(当時)が辞任した。

桜田氏は自民党の高橋比奈子衆院議員の政治資金パーティーに出席した際、「復興以上に大事なのは高橋さん」などと発言したことが問題視されていた。
2019年2月にも競泳の池江璃花子選手の白血病公表に、「金メダル候補ですから。日本が本当に期待している選手ですから、本当にがっかり」とコメント。不適切との指摘を受けていた。
(中略)
■2021年2月:女性蔑視発言で森喜朗会長が辞任
(中略)
■2021年3月:容姿を侮蔑する企画を提案、開閉会式の統括が辞任
(中略)
■2021年3月:聖火リレーがスタート、辞退続出

多すぎるので全文はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4ead878edbca8f4244d23ba2a47458a24edc0ba?page=4