https://www.sankei.com/article/20210727-QHFBEVRBMVP57LTJQXNOILEUFM/

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今回の件は、性犯罪についての刑法改正を検討するWTでの出来事でした。
その中で、国民を懲役5年から20年という重い刑罰に処すことについての真剣な議論を行ってきました。
保護対象を13歳未満から16歳未満に引き上げる際に、真摯(しんし)な恋愛がある場合など、
例外を残すのか、例外なく処罰するのかが大きな論点でした。
例えば、来年から成人年齢18歳ですから、18歳と15歳の恋愛関係に基づく行為で
18歳を問答無用で重く処罰する、これでよいのかというのが私の問題意識の中心でした。

問題となった発言は、WTにおいて、
講師が、年齢差の大きな場合には恋愛は存在し得ないとの趣旨で発言をされました。
私は100%存在し得ないことはないのではないかとの思いで、
例えば、今ここにいる実在の50代の私が恋愛が存在するといっても、先生は存在し得ないといえるのですか、
との趣旨で述べた質問が、ねじ曲げられて伝えられました。

人を処罰する法律の議論です。あり得ないような事例も含めて検討することは重要であり、
必要なものだと今でも考えます。処罰すべきを処罰し、処罰すべきでない者を処罰しない。
この思いで、党内議論での役割を果たすべく、真剣に議論してきました。
しかし、この中で、それを聞いた方が不快に思う表現、
また、特に被害者の方を傷つける例示の言い方などがあったことを、改めて心からおわびしたいと思います。
本当に申し訳ありませんでした。

性犯罪はあってはなりません。心身に深 刻な傷を残し、また、訴え られない方も多いこと、