読売新聞
7/29(木) 13:16配信
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210729-OYT1T50206/

6月にクラスターが発生した秋田市内のダンスイベント。参加した大学1年生の男子学生(19)が読売新聞の取材に応じ、当時の様子を振り返った。

「入学以来初めてのイベントで、サークル活動が制限されていたこともあり、気が緩んでいた」。落ち込んだ様子で学生はそう語った。

学生によると、イベントは市内のクラブハウスで昼から午後6時頃まで開かれた。数人単位で代わる代わるステージに上がり、ダンスを披露したという。「マスクを着けず、入り口で手の消毒をしない参加者もいた。会場はかなり密で、観客と観客の間もそこまで空いていなかった」と話す。

飲食店でアルバイトをしていたが、イベントがクラスターに認定されたことを受け自粛したという。「店が人手不足になって申し訳なく思う」と話した。