>>182
昭和天皇は、近衛の降伏を促す上奏に対して、自身では
敗北を認めていたが、何処かの局地で一勝を挙げて
有利な降伏条件を勝ち取る構想を捨てられなかった。
沖縄での兵士、民間合わせて20万以上が犠牲となった
惨状を見て、降伏する決意を固めた。
東郷茂徳も沖縄戦での日本の勝利を夢想していた
が、現実を見せつけられ、降伏への決意を固めた。