>>243
海軍反省会を取材したNHKの書籍の内容だともっと悪質

日露戦争後に「次はアメリカと戦争になるんじゃないか?」という対米戦争の不安が世間に出始めたので
海軍の艦隊派はそれを利用して「アメリカに負けたら男は金玉抜かれて奴隷人夫にされ、女はアメ公の肉便器にされるぞ!だからもっと海軍軍備を増強しよう!」と建艦競争を煽ったが
実態は「新しい戦艦が増える→艦長、航海長、砲術長、新しい艦隊や戦隊の司令部のポストが増える→海軍内部の派閥争いで優位に立てる」という思惑があって
日米の戦力差を制限する海軍軍縮条約賛成派や日米協調路線派を「帝国海軍の軍備を妨害する米英のスパイ」「帝国の成長を止めようとする売国奴」と誹謗中傷したり
大角海軍大臣に詰め寄って条約賛成派、日米協調派を海軍から追い出す粛清人事を敢行した

時は流れて本当に日米関係が悪化してきて「対米戦争是か非か」って議論が出た時に海軍の幹部は意見を求められたが
「自分たちの利権のために戦艦増やしましたwアメリカに勝ってこないだろw」と本当のことを言ったら海軍の威信は地に落ちて
宿敵陸軍や世論、政府から袋叩きにされ、軍備増強を主導した艦隊派からの物理的攻撃もあり得たので
「やってみないと分からない」「個人的には反対だがワンチャンいけるかも」と曖昧な意見しか出さなかった

そして戦後は「海軍は戦争に反対だったんです!でもマスゴミが煽ったりそれに乗せられた世論ガー陸軍のバカガー」と海軍善玉論を流布したと