ミャンマーの新型コロナウイルスの感染拡大が、悪化の一途をたどっている。国軍の保健当局の発表では7月中旬以降、
1日の死者は200〜300人で推移しているが、関係者は「医療が麻痺し、実態を把握できていない」と指摘。

地元メディアは、ヤンゴン管区だけでも連日、火葬場に700〜1000体以上の遺体が運び込まれていると伝えている。

現地の情報によると、医療機関は受け入れ停止状態となり、重症でも自宅療養を強いられる患者が急増。
ヤンゴンで医療支援活動をするシュエ・モンさん(43)は、患者のいる家庭から連絡を受け、不足する医療用酸素の確保に回るが
「軍の病院などが優先され、厳しい状況だ」と明かす。

インターネットでは酸素を求める市民の姿が拡散するが、国軍は「酸素不足はうその情報だ」と否定。
その一方で、市民などへの供給を制限している。シュエ・モンさんは「当局は自宅で亡くなる人たちを死者数に含めていない。感染者や死者は氷山の一角だ」と訴えた。

保健当局の25日発表の新規感染者は約5000人、死者は355人。
検査件数に対する陽性率は4割に達した。国軍は外出制限を拡大し、封じ込めのために17〜25日まで設けた休日を1週間延長した。

国軍に対抗する民主派の挙国一致政府は、国際社会に緊急支援を要請。

クーデター前までコロナ対策の責任者を務めていた医師で保健相のゾー・ウェイ・ソー氏は「感染力が強い変異株が拡大しているが、
国軍は効果的な管理ができていない。毎日1000人以上が亡くなっているとみられ、30万〜40万人に達する恐れがある」と警告する。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/119493

ミャンマーの新型コロナ死者、累計1万人超え
https://www.nna.jp/news/show/2221043


【コロナ感染爆発】 インドネシアの1日の死者数が世界最多に (写真・墓地を埋め尽くす新しい墓の列)
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1627633787/