福岡県中間市にある認可保育園の私立双葉保育園で送迎バス内に取り残された園児の倉掛冬生(とうま)ちゃん(5)が熱中症で死亡した事件で、
事件後に園児8人が同園を退園したことが5日、市への取材で判明した。
保護者が転園を希望する園児も25人おり、市は今後も転退園が続くとみて、6日に専用の相談ダイヤルを開設する。

 市こども未来課によると、事件発生翌日の7月30日から4日までに、市に退園届を提出したり、転園の希望を伝えたりした保護者の数を集計した。
双葉保育園には7月1日現在で139人が在籍していた。相談ダイヤルの番号は市から保護者に直接連絡し、公開はしない。【奥田伸一】

https://mainichi.jp/articles/20210805/k00/00m/040/325000c