東京オリンピックのメダルプロジェクトとは?

「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」とは、東京オリンピック2020年大会で、アスリートに授与される金・銀・銅メダルの原材料を、リサイクル金属から作ろうというプロジェクトです。

メダルプロジェクトは、オリンピックを通じてリサイクルへの意識を高め、市民の生活に埋もれる「都市鉱山」を再利用するきっかけとするために、環境省が主催して始まりました。

2017年4月から2019年3月まで2年間にわたり、私たちのようなリサイクラーが回収に協力させていただき、オリンピック・パラリンピックの金・銀・銅あわせて約5,000個のメダルに必要な金属量を100%回収することができました!

すでに日本人選手が次々とメダルを獲得していますが、これらのメダルは、みなさまから集めた携帯電話や小型家電から回収した金属で作られているのです。
https://www.rever-corp.co.jp/ecoo-online/recycling-forefront/20210729.html

2020年東京五輪のメダルは電子廃棄物を使用か

五輪開催都市は、メダル用の金属を鉱山会社から入手するのが通常だが、独自の鉱山資源に乏しい日本は、持続可能な未来というテーマをさらに前進させようとしている。

国際オリンピック委員会(IOC)は五輪開催の方法について厳しい規則を定めており、メダル製造方法もそこに含まれる。

たとえばリオデジャネイロ五輪では、水銀を使わずに抽出した金のみを使用し、銀と銅の3割は使用済み素材から回収したものだった。
https://www.bbc.com/japanese/37171894