https://news.yahoo.co.jp/articles/922760907074a018185f7374a536aa9a0c745039

東京五輪の近代五種女子の馬術で馬を殴ったドイツ代表チームのコーチ、キム・ライスナーが
大会からの追放処分を受けた問題が、動物虐待問題として世界へ大きな波紋を広げている。
事件が起きたのは6日。ドイツのアニカ・シュロイの騎乗した馬が障害の飛越を拒否した際に
ライスナーコーチが「馬を叩け」と指示し、コーチが自らの拳で一度、殴っている様子が
映像によって記録されていた。騎乗したシュロイも殴ったが、戸惑い涙を流していた。
国際近代五種連合(UIPM)は7日に映像で確認したところ「拳で馬を殴っているように見える」と判断され、
ルール違反であるとして追放処分を下した。
 
海外メディアは、この問題を一斉に伝えた。
 
米CNNは、「シュロイが一緒にジャンプすることになっていた馬のセイントボーイのコントロールに
苦戦している様子が見られた。ライスナーがシュロイを助けようとしていたときに事件は起こった」
と馬の殴打問題を伝えている。
 
記事では近代五種の競技ルールについても説明されており「選手は、抽選で選ばれた馬を与えられ、
競技が始まる前に、馬との絆を作るために20分だけ時間が与えられる」という。
 
追放処分を受けたライスナーのコメントも引用され、「私は叩けと言いました。しかし、それは決して
馬を傷つけるものではありません。鞭で叩くことは拷問とはみなされていない。馬の口が裂けてはいないし、
鋭いもので刺したわけではない」と弁解している。
 
またシュロイは、「私は(殴ることを)試してみたが、馬が行きたがらなかった。それで泣いてしまった」と話したという。
 
米スポーツ専門局ESPNは、「シュロイと馬のセイントボーイは理解を深めることができなかった。
馬はコースをゆっくり走ってジャンプを拒否した。金メダルの望みが絶たれたシュロイは、明らかに動揺していた。
ライスナーはシュロイに馬をコントロールするために、『本気で殴れ』と言っており、それは聞き取ることができ、
馬の後ろ足の上を殴っているのも目撃された」と報じた。
 
英ガーディアン紙は、ドイツの近代五種連合が、馬のセイントボーイが以前に騎乗した選手の影響を受けていたと
主張していることを伝えている。
「セイントボーイはロシア選手のジャンプを拒否しており、ドイツの近代五種連合によるとシュロイのラウンドの前から
前の選手の影響でトラウマになっていた」としている。

同紙は「その後、ソーシャルメディア上ではシュロイとライスナーの馬への接し方についての懸念を示す声が相次いだ」
と伝えたが、実際、SNS上では、馬への虐待行為をしたライスナーだけでなくシュロイにも厳しい批判が浴びせられた。
「コーチのライスナーはシュロイに『馬を本気で殴れ』と言ったことにも罰を受けるべきだ。そして、それを聞いて殴った
シュロイも恥ずかしい。コーチはただ追放されるだけでは不十分だ」
「馬を殴っておいて追放処分とは呆れた話で、このコーチは二度と動物に近づかせるべきではない」
「自分のチームを良くするために馬を殴らなければいけないのなら、オリンピックに出るべきではない」
などの厳しい声が海外のSNSに投稿されている。
また競技そのものを批判する意見まであった。
「近代五種に強い疑問を感じる。適当に選んだ馬との絆を深める時間はわずかしかなく、選手は馬を道具としか見なくなり、
そして馬を酷使するようになる」
「動物をスポーツや娯楽のために利用してはならない。単純なことだ」
 
SNSが大炎上する騒ぎになったため、ついにはドイツオリンピックスポーツ連盟が声明を出し、
馬が抽選で割り当てられるという現状の規則の変更を求めている。
 
※以下、全文はソースで。

近代五種女子で障害を跳ばない馬を殴った問題でドイツのアニカ・シュロイは号泣していた(写真・ロイター/アフロ)
https://news-pctr.c.yimg.jp/uUzvQ3lML_bkIqyakc1vFhcD1LjPo8yt_iUb5dR3d8r5m8rSD2r1Nf-NxZJIuHs60urbmhvy0_L8DNjSBSF-wDF-tbaUMvcRmCkc1oquekJoaA-SDalraeBC8auNkXu7yNdYMC3dg6JY2KJ3J5BmrHk0PSPrTvuv3Z91lV57a3Q=

前スレ
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1628390332/
1が建った時刻:2021/08/08(日) 11:38:52.85