https://news.yahoo.co.jp/articles/3dda20799e205cb08479485fdf1fff92f4402244

10日(火)、関東地方は、暖かい空気と山越えのフェーン現象などで気温が急上昇。熊谷市(埼玉県)で40℃、
さいたま市で39℃、東京都心で37℃まで上がり、この夏一番の酷暑になる見込み。
これまで以上に危険な暑さになるため、熱中症に厳重に警戒したい。
 
一方、台風9号から変わった前線を伴った低気圧が東北地方を通過するため、
北陸や北日本を中心に雨や風が強まり、荒れた天気になる見込み。
暴風が吹く所もあるため、飛来物などにも警戒が必要。

熊谷で40℃超えのおそれ 命に関わる危険な暑さに警戒

10日の関東地方は、上空の暖かい空気、強い日射、山越えの西風によるフェーン現象により、
広い範囲で今年一番の酷暑になる見込み。
 
最高気温は、熊谷市(埼玉県)で40℃、さいたま市と前橋市で39℃、水戸市、宇都宮市、秩父市(埼玉県)で38℃、
東京都心と甲府市で37℃と、命に関わる危険な暑さになるため、不要不急の外出は控えて暑さをできるだけ避ける行動をとりたい。
屋内では冷房を我慢せずに使い、のどが渇く前に水分をとり、大量に汗をかいた時は、塩分の補給も忘れずに行いたい。
 午後は大気の状態が不安定になるため、広い範囲で局地的な雷雨にも注意。

台風9号から変わった低気圧の影響で北陸や北日本は大荒れの天気に

台風9号から変わった前線を伴った低気圧は、日本海中部にあり、東北東に進んでいて、
北陸では10日未明に激しい雨を観測した。低気圧は勢力を維持しながら10日朝には東北地方を通過するため、
北陸や北日本を中心に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨の所がある見込み。土砂災害に厳重に警戒し、
低い土地の浸水、河川の増水や氾厳に警戒。
 
西日本では雨はやむが、これまでの大雨により地盤が緩んでいるため、引き続き土砂災害に警戒が必要。
また、低気圧周辺の北日本や北陸を中心に暴風やうねりを伴った高波に警戒。飛来物に注意し、停電への備えもしておきたい。
大潮の期間のため、西日本の日本海側や北日本の太平洋側では高潮にも厳重に警戒が必要だ。

今週中頃は西日本や東日本に前線停滞 お盆は大雨のおそれも

11日(水)〜14日(土)にかけて、西日本や東日本に前線が停滞するため、全国的にくもりや雨の所が多くなる見込み。
特に西日本では、前線の活動が活発になり大雨になるおそれもある。今年のお盆の時期は大雨への備えを早めにしておきたい。