8/13(金) 16:24配信 共同通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/8314d0e7d4af620fb94438a566a02da03688538b

 副反応への懸念から接種率が低迷する子宮頸がん予防のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを巡り、青森県平川市が無料定期接種の年齢対象外となった市民に、独自措置として時限付きのキャッチアップ(後追い)接種を始めた。罹患者減につながる可能性のある取り組みが注目される。

 子宮頸がんは若い女性に多く、厚生労働省によると、国内で年間約3千人が死亡。小学6年から高校1年に当たる女子を対象に、国は2013年4月から公費による原則無料の定期接種を始めた。

 ところが、接種後に全身の痛みやけいれんを訴える被害報告が相次ぎ同6月、接種の「積極的勧奨」を中止した。