>>947
いや、殆ど知らん。知らんけど多分こんな感じ

gishirinはみんな「塩」で異論はないが、問題となっているlalleは>>929の言うような副詞と、
その他に名詞の二つの意味がある。ハサウ語でも副詞は動詞、形容詞、数詞および節、文を修飾
できるのでlalleは副詞ではなく名詞であると判断できる。
英語では名詞は殆ど形容詞によって修飾されるが、ハサウ語では形容詞かもしくは名詞によって
修飾される。どちらも前者には単語間の繋がりを示す接尾辞がつく。この変化は少なく、修飾
される対象が女性名詞の場合-r、男性名詞または複数形の場合-nになる。記事ではgishirinと
なっているが、元の語幹はgishiriであり、末尾のnは接尾辞。lalleは名詞であるので、名詞-名詞
の連続、即ち一方の名詞の、他方に対する属格を示す用法だと分かる。
これがもし、形容詞ならハサウ語においては@名詞→形容詞、A形容詞→名詞のどちらもあり、
話し手が重視する内容が変わってしまうが、Aの場合接尾辞がないので判別できる。
それは置いておいて、名詞-名詞の属格は所有と社会的関係、機能、種類、由来そして原材料を
示すように用いられる。英語ではofやfrom、日本語に訳すときは「〜の」言うのが分かりやすい
と思う。なのでgishirin lalle は「lalle塩」と言う意味じゃないかな。

このLalleはヘンナ、エジプトイボタノキまたは指甲花の事で植物性染料による入れ墨、いわゆる
ヘナタトゥーに使われる。この主成分はヘンノタンニン酸(2-ヒドロキシ1,4-ナフトキノン)であり
ネットで販売されているものを見ると抹茶みたいな緑色の粉末っぽいが、現物を見た事が無いので
何とも言えないが、精製されたものは黄色〜赤っぽい黄色の粉末になる。
ラットでの投与試験では半数致死量は190mg/kgで、溶血や小葉中心性出血性壊死を引き起こす
肝臓毒性があるようだね。その他に目や皮膚に対する重度の刺激性があり、劇物に指定品目みたい
だけどよくこんなのを入れ墨やら髪染めに使うよな。
wikipediaみると増毛効果があるとか書かれてるけど本当か?あやしぃ…

よく知らんから間違ってたらごめんね