アフガニスタンでは駐留米軍が8月末を期限に撤退を進めるなか、
支配地域を広げた反政府勢力タリバーンが15日朝までに首都を包囲。
首都を舞台にタリバーンと政府軍の交戦が始まる懸念が高まっていた。

 現地の朝日新聞助手によると、カブール市内ではほとんどの店が閉まる一方、
「タリバーンとの銃撃戦が始まった」とのうわさが飛び交い、逃げ出そうとする人々の車で大渋滞が発生した。
米軍が展開するカブールの国際空港では、国外脱出を求める人々が飛行機の周りを取り囲み、米軍が威嚇発砲する騒ぎもあった。


2021/8/16 11:45
https://www.asahi.com/articles/ASP8J3PTBP8JUHBI00G.html