大阪府は18日、今年3月以降の新規陽性者約8万5000人を分析したところワクチンを2回接種して14日以降に発症した人で、
死亡や重症化したケースがゼロだったと明らかにした。

府は「今後も分析を進めるが、ワクチンの効果が期待できる」としている。

3月1日〜8月15日の新規陽性者8万5325人について、ワクチンの接種歴を調べた結果、接種を受けたのは2118人(2・5%)だった。

このうち、2回接種後14日が過ぎ、ウイルスを攻撃する抗体ができていたとみられる人は317人いたが、死者や重症者はいなかった。

一方、接種歴のなかった8万3207人(97・5%)のうち、死者は1557人(1・9%)、重症者は1984人(2・4%)だった。
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20210818-OYT1T50259/

大阪市内の大規模接種会場
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