「2回目の特別給付金」騙る詐欺メール横行 総務省も注意喚起「決してアクセスしないで」
8/18(水) 21:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/133b9466c787e6346af650933a1b127250db9dba
【写真】偽サイトの入力画面
https://www.j-cast.com/photo/2021/08/18418518.html?num=2&;in=news.yahoo.co.jp&utm_medium=provide&utm_source=yahoo_news&utm_campaign=news_418518&utm_content=textlink_new

 総務省を騙った巧妙な詐欺メールが送られているとして、ネット上で注意喚起の動きが広まっている。

 2回目の特別定額給付金を受けられるという嘘の記述に基づき、個人情報などを入力させようという内容だ。2021年8月18日現在、日本において特別定額給付金の再支給は予定されていない。

■「個人情報根こそぎ持っていく気」

 特別定額給付金は、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」として2020年に実施されたもの。国民1人当たり10万円を給付。申請方式は郵送またはオンラインで、東京都はほとんどの市区町村で8月末ごろが申請期限日となっていた。

 この給付が再度おこなわれるとした詐欺メールが、翌21年になって大きな注目を集めている。きっかけとなったのは、あるツイッターユーザーの8月17日のツイートだ。

 受信したメールのスクリーンショットを添付し、投稿文で「なんかどえらい詐欺メールきたんだけど 手がこみすぎてて騙される人いるかもしれない 個人情報根こそぎ持っていく気やで」とつづった。

 総務省の名前で届けられたメールは、「[お知らせ]二回目特別定額給付金の特設サイトを開設しました」と題し、偽の特設サイトに誘導しようとするもの。メール本文では総務省の公式画像を流用し、リンク先の偽サイトの名前を公式と同じ「ぴったりサービス」にするなどして信憑性を高めようとしている。

 偽サイトには氏名や生年月日、クレジットカード番号などの入力項目があり、さらに運転免許証など個人を証明できる書類の提出が求められる。

 詐欺メールに注意喚起を呼び掛けるこの投稿は、18日夜時点で6万7000件のリツイート、4万6000件の「いいね」が寄せられるなど注目を集め、ツイッターでは

「いや 凄いわこれ ぱっと見た感じ騙されるわ」
  「こわいなぁ、手の込んだのが増えてる」
  「クオリティーが高すぎて、わかった上で見ても騙されそうになる」

といった反応が寄せられている。

 同様の詐欺メールが届いたのは、この投稿をしたユーザーだけではない。ツイッターで調べると、少なくとも20人以上が受信したことを報告していた。

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