https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/202108/0014610198.shtml

全国中学校体育大会第5日は21日、群馬県高崎市の高崎アリーナなどであり、
バスケットボール男子は、本山南(神戸市東灘区)など準決勝に進出した全4校が棄権したため、
大会規定で異例の4校同時優勝となった。本山南は初優勝。兵庫勢の優勝は1974年の
衣川(明石市)以来47年ぶり2度目となる。

大会本部によると、準々決勝敗退チーム関係者に発熱症状が出たのに伴い、
準決勝進出校のうちの2校が「対戦チームの選手などに、新型コロナウイルス感染症が疑われる
症状がある場合は大会参加を認めないことがある」とするガイドラインに抵触したため、棄権となった。
これに伴い、残る2校も状況を鑑みて自ら棄権を申し入れた。

男子準決勝は、開始予定の午前9時半を過ぎても4チームの選手がコートに現れず、
午前10時過ぎに「最終日の男子4校に関しまして大会辞退の申し出を受けました。
日本中学校体育連盟の規定に則して、最終日に残られた4校の優勝をお伝えします」
と場内アナウンスが流れた。