>アフガン女性の多くは、タリバンの旧政権下での迫害の記憶が今も生々しい。国営放送の女性キャスター、シャブナム・ダウランさん(24)は22日、本紙の電話取材に応じ、「タリバンは旧政権と何も変わっていない」と「二枚舌」への不信感をあらわにした。

 タリバン報道官が記者会見で「女性も働ける」と表明したことを根拠に、18日に出社した。だが、15人の武装した男に囲まれ、「帰れ」とすごまれた。反論しても聞き入れられなかった。

 SNSで「出社禁止」を暴露し、勇敢な行動に称賛の声が上がった。だが、今の居場所は「言えない」と声を潜める。20年前に実現した民主国家で育ち、大学にも通った。今後、報道の規制は避けられないと確信し、国外脱出を決意した。

 米メディアによると、地方都市ではすでに、女性の外出禁止、女学校の閉鎖などが相次いでいる。


やっぱりと言うかなんと言うか