ジェニリン・デロフ容疑者
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「なぜ釈放してしまったんだ」との声があがっている。男子生徒との不適切な行為で逮捕された女教師は、釈放後、再び生徒に接近。その後、永遠の愛を誓うかのように、自らの命を絶った。

 米国ペンシルベニア州にある学校の教員助手だったジェニリン・デロフ容疑者(38)は、今年6月ごろから、14歳の男子生徒と親密な関係になった。

 7月に入ると、2人の関係はエスカレート。これまで湖畔で2回、野球場の近くで1回(合計3回)、デロフ容疑者の車のなかで行為に及んだという。2人はメッセージアプリを介してコンタクトをとっていた。

 男子生徒の異変に気づいた男子生徒の家族が通報し、7月15日、デロフ容疑者は、強姦などの罪で逮捕された。1週間後、1億円の保釈金が1100万円まで減額されると、保釈金を支払って釈放されている。

 8月22日、デロフ容疑者は、再び生徒に接近してしまう。だが、気づいた家族がすぐさま通報、現場に警察が駆けつけたところ、観念した容疑者は所持していた銃で自殺。生徒にケガはなかったとされる。

 後味の悪いこの事件に対し、フェイスブックには、

「少年とその家族、そして犯人の家族が報われますように」
「なぜ保釈金を引き下げてまで、彼女を釈放したんだ」
「この女も、きっと心が病んでいたのかもしれないね」

 などの、悲痛なコメントが寄せられた。

 性犯罪大国といわれるアメリカでは、教育現場での性的搾取が大きな問題になっている。

 米・SESAME(教育現場における子供たちの性被害撲滅団体)の発表によると、2014年には、教員から生徒に対する性的搾取が合計361件報告されている。また、2004年の時点で、10人に1人の生徒が、高校卒業までに教員からなんらかの性的被害を受けていると推測されている。

 スマホが普及したことで、現在では、はるかに多くの被害者がいると考えられている。たとえ本気の恋愛だったとしても、教師と生徒という関係は、確固として守らなければいけないのだ。

SmartFLASH 8/25(水) 20:36配信
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