モデルナの新型コロナウイルスワクチンを接種したあと、腕が赤くなったり、かゆみが出たりする「モデルナ・アーム」と呼ばれる症状について、4万人余りを対象にした大規模な調査の結果、およそ18人に1人に見られたと自衛隊中央病院が公表しました。
これまでの調査より高い割合ですが、調査に関わった医師は「症状は比較的穏やかなものが多いので心配し過ぎず、機会を逃さず接種してほしい」としています。

調査結果は、東京 大手町の大規模接種センターでモデルナのワクチン接種を進めている自衛隊中央病院が公表しました。

それによりますと、7月1日からの1週間に接種を完了した高齢者など4万2017人について分析した結果、接種した腕の部分が赤くなったり腫れたりした人は、およそ18人に1人、全体の5.6%に当たる2369人で、このうちの83%が女性でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210828/k10013228021000.html