新型コロナウイルスのデルタ株の拡大で、感染者が再び増加しているアメリカでは一日あたりの入院患者数が10万人を超えました。

30日付のニューヨーク・タイムズによりますと、全米で新型コロナに感染した入院患者の数が2カ月前から500%増加し、
29日時点の7日間平均は一日あたり10万人を上回りました。

デルタ株の拡大を受けて入院患者数が急増し、2月の水準に逆戻りする形になりました。

2割の病院でICU(集中治療室)の95%が埋まり、一部では新型コロナ以外の通常の医療対応ができなくなっているということです。

また、ICUに入る重症患者の多くがワクチンを接種しておらず、全米の死者は一日あたり1000人を超えています。
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