>>219
〈問い〉 日本共産党は、宗教を否定しているのではないですか?

〈答え〉日本共産党が理論的な基礎としている科学的社会主義は、世界観としては宗教的世界観とは異なりますが、宗教の存在を否定して宗教の廃止を主張するものではありません。

 日本共産党の根本方針をあらわした綱領は「信教の自由を擁護し、政教分離の原則の徹底をはかる」と明記し、将来においても「さまざまな思想・信条の自由、反対政党を含む政治活動の自由は厳格に保障される」と規定しています。

 日本共産党には、こうした綱領と組織原則を規定した規約を認めて、宗教者が入党しています。参議院議員をつとめた故小笠原貞子副委員長はキリスト者でした。仏教徒や天理教信者などが共産党の議員や候補者になっているというケースも各地にあります。