沖縄はなぜこんなに増えているのか

その1 人口密度の高さ
沖縄県の人口は146万人に過ぎませんが、その多くが本島南部に集中しており、那覇市の人口密度は福岡市や名古屋市よりも高くなっています
そこに観光客など渡航者が重なり、さらに過密さが増していきます

その2 移動人口の多さ
新型コロナは持ち込まれて拡大し、人口密度に依存する閾値(発火点)があり、それを越える量が持ち込まれると爆発的に増えます
1日1万人の渡航者が訪れシーズン入りすると数倍に膨れ上がり、沖縄の流行は、昨年の春休み、夏休み、正月休み、そして今回の春休みとすべて休暇期間中に重なっています

その3 若者人口の多さ
沖縄県の高齢化率は全国最低で、活動的な若者が多いことは感染を拡げる要因となります
活動的な若者が多いことは、沖縄県の強みではありますが、パンデミックでは弱点となってしまいます

その4 PCR検査数が多い
人口当たりの検査実績を都道府県別にみると、沖縄は東京大阪に次いで検査が実施されています
歓楽街で流行が確認されたときには2,000人規模で無料で検査してます

その5 世代間交流の活発さ
沖縄では親族や地域での交流が活発で集まって食事をする機会が多くあります