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収支悪化でも、選挙向けのバラマキは忘れない維新


大阪市 2022年度の通常収支概算 1億円の黒字見通しが“一転”211億円の赤字
https://news.yahoo.co.jp/articles/461f10d128748a97404803d3f1b213818ce8cefa
 大阪市は9日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、来年度予算の収支が、1億円の黒字見通しから一転、200億円を超える赤字になる、との見通しを明らかにした。

 大阪市が示した来年度の通常収支の概算は、211億円の赤字となった。今年度当初予算に比べ、17億円改善されているが、そもそも大阪市は今年2月に出した来年度の収支の試算で、感染が収束すると見込んで、1億円の黒字を見通していた。今回の概算で、大幅な悪化に転じたことになる。

 原因は変異株などによる感染の影響の長期化で、大きく試算を変更せざるを得なくなった。

 試算では、市税収入の増加などによる地方交付税の減収で、歳入が112億円減るうえに、歳出で新型コロナ対策の関連経費を、今年度と同じく274億円盛り込む。

 松井一郎市長は「厳しい環境にいるサービス業や飲食店は苦しいと思うが、それ以外の経済成長はできている数字。コロナ禍において、今の状況であれば、大きな税収減にはなっていない」と話している。

 市は不足する211億円について、貯金にあたる財政調整基金を取り崩すなどして穴埋めする方針だ。