車いすラグビー用の車いす 県がネット募金で購入資金

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20210910/8010012529.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

東京パラリンピックで日本代表が銅メダルを獲得した車いすラグビーの普及につなげようと、
高知県は車いすラグビー用の車いすの購入資金を、クラウドファンディングで募集する取り組みを始めました。

東京パラリンピックでは、高知市出身の池透暢選手がキャプテンを務める
車いすラグビー日本代表が銅メダルを獲得しました。
車いすラグビーは試合中の接触が認められていて激しい接触プレーが魅力ですが、
試合や練習での接触で車いすが壊れることも珍しくありません。

高知県によりますと、車いすラグビー用の車いすは通常の車いすよりも頑丈に作られていることや、
海外でしか生産されていないことから1台100万円ほどと高価で、
限られた予算の中では十分に買い替えることが難しいということです。

このため、高知県ではふるさと納税を利用したクラウドファンディングで、
車いすラグビー用の車いすの購入資金を広く募る取り組みを始めました。
目標金額は車いすラグビー用の車いす2台が購入できる200万円で、11月下旬まで募集しています。

購入した車いすは、県内の車いすラグビーチームの練習や
子ども向けの体験教室などで使われるということです。

県スポーツ課は、「今回の取り組みは車いすラグビーだけでなく、
障害者スポーツ全体を盛り上げることにつなげていきたい」と話しています。

09/10 06:59