仙台名物 牛タンの自販機が人気 コロナ禍で新販路

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/20210910/6000016201.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

9月10日は牛タンの日です。
仙台市で名物の牛タンを提供する飲食店では、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で
休業が続くなか、自動販売機を使った販売を強化し苦境を乗り切ろうとしています。

自動販売機で牛タンを販売しているのは、仙台市内で居酒屋を経営する食肉加工会社です。
牛タンをメーンに提供する居酒屋は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが見込めないため、
去年3月に休業を決断し、収束を見計らって営業の再開を検討していますが、
たび重なる感染の拡大で休業が続いています。

そこで、この店では新たな販売方法として、人が接触しないで購入できる自動販売機を使って
冷凍の牛タンを提供する取り組みをことし7月から始めました。
自動販売機は厚切りや切り落とし、それに塩レモン味やネギ塩味など
6種類の牛タンを選ぶことができるほか、ホルモンなどもあわせて販売しています。

これまで、仙台市内5か所に6台設置していて、気軽に購入できるため
多いときには1台で1日100食分が売れるほどの人気だということです。
この店では、仙台市以外も含めて今後、牛タンの自動販売機を
100台まで増やす計画で新たな販路として期待しています。

居酒屋を運営する仙台市内の食肉加工会社、バリューライフの庄司真弓さんは、
「自動販売機はコロナ禍だからこそ出てきたアイデアで、想定したよりも
多くの人に買っていただいてうれしいです。みなさんに気軽に食卓で
仙台名物の牛タンを楽しんでほしい」と話していました。

09/10 19:12