自民党の高市早苗前総務相は13日の関西テレビ番組で、森友学園を巡る財務省の決裁文書改ざん問題の再調査に否定的な考えを示した。「現在は民事訴訟中なので難しい」と語った。高市氏は総裁選立候補を表明した8日の記者会見で、再発防止に取り組む考えを表明していた。

 一方、石破茂元幹事長は13日、国会内で会談した河野太郎行政改革担当相に再調査の必要性を強調した。改ざんを強いられて自殺した近畿財務局の元職員の遺族に誠実に向き合うべきだと伝えた。河野氏は10日の会見で再調査は不要としている。

共同通信 2021/9/13 21:22 (JST)9/13 21:40 (JST)updated
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