2021年09月13日 17時47分 公開
終了したTwitter「フリート」で新作作り続ける職人が話題に 古いiPhoneを編集画面のまま機内モードで作成
圧倒的情熱。
[コンタケ,ねとらぼ]

 2021年8月に提供が終了したTwitterの機能「フリート」を使用して、絵文字を使った新作フリートを投稿し続けている1人のユーザーが高いセンスと圧倒的な情熱で人気になっています。なぜフリートで新作を作り続けるのか、話を聞いてみました。


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フリートで作られた1枚。シュールである


  「フリート」は2020年11月に正式実装されたTwitterの新機能。24時間で消える動画や画像、テキストなどを投稿できるというもので、このフリートの編集機能を使用して絵文字を組み合わせた作品を作る芸が一部で流行していました。

 そんなフリートの新作を作り続けているのは、@sth_saltyさん。フリートの機能を使い、主に鶏やひよこ、アザラシ、カニなどの絵文字を組み合わせてシュールな作品を作り続けています。

 他にもカービィやシューティングゲームなどゲーム画面を絵文字で再現したり、芸術的な1枚に仕上げたりといった作品も。フリートの機能を最大限活用しています。

 しかし前述の通り、フリートは8月に提供が終了した機能です。どのようにして新作を作っているのかと思ったら、「以前使っていたiPhone7をフリートの編集画面のまま機内モードにして、スクリーンショットだけをiPhoneSE2にAirDropで転送」しているとのこと。す、すごい……。

 なぜそこまでフリートで新作を作っているのか話を聞いてみました。@sth_saltyさんによると、フリート終了当時は近い機能を持つInstagramのストーリーズを始めようかと思っていたそうです。しかしフリートとは操作感が違い、今まで使っていた表計算ソフトやペイントソフトから別のソフトに変えたときのようなモヤモヤを感じたそうです。

 とはいえ、絵文字を並べて遊ぶのは、もはや習慣化していました。また、フリートの作品でフォロワーが2万人以上増えたことなどもあり、iPhoneでバックアップを取って作り続けることにしたとのこと。

 他ではおそらくもう見られないフリートによる絵文字芸、もっと見てみたい方はフォローしてみてはいかがでしょうか。

画像提供:@sth_salty


https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2109/13/news142.html