「福岡母子殺害事件」の被害者
・中田有紀子さん(38)1階台所で死亡
・中田涼介くん(9)2階寝室で死亡
・中田美優ちゃん(6)2階寝室で死亡

中田充は、2017年6月5日深夜から6日未明にかけて自宅で妻子を絞殺した後、強盗による犯行と見せかけるため、妻・有紀子さんの遺体の周辺に油をまいて火を付けたものの放火に失敗。

結局は、台所に火の付いた練炭を置き、有紀子さんが無理心中事件を起こして自殺したとの偽装工作をした後、福岡県警本部へ出勤した。

その後、学校より「子供たちが登校していない」との連絡を受けた中田充は、有紀子さんの姉・Aさんに連絡を取り、自宅の様子を見に行って貰うことを要請し、第一発見者に仕立て上げた。

現場の惨状を目の当たりにしたAさんが動揺をしたことは言うまでもなく、119番通報する際に「練炭自殺ではないか」と口走ってしまうなど、中田充の思惑にまんまと乗せられてしまった。

そのせいで、一時期ネット上では「姉共犯説」が浮上するなど、Aさんは散々な風評被害を受けることにもなった。