From 藤井聡@京都大学大学院教授

総裁選に立候補した河野太郎氏は、少なくとも9月15日現在、新聞社やテレビ局のアンケート調査では各総裁候補の中で「一番人気」を誇っていると報道されています。

しかし当方は、河野太郎氏という政治家は日本にとって大変に危険な最悪の政治家の一人だと、実に長い間認識してきました。
緊縮主義者で、構造改革主義者で、移民主義者で、しかも、極めて悪質なデマを拡散する深刻な問題を抱えた人物だったからです。

いわば、自民党のダメな部分を濃縮して詰め込んだ政治家、それが河野太郎氏なのです。

ついては当方、今年の4月、あるインタビューで、菅総理を徹底批判した時に、それでは菅さんの次の総理としては誰がいいと思いますかと問われた時、次の様に即答しました。

『藤井 誰でもいいんじゃないですか、河野太郎さん以外だったら』
https://www.excite.co.jp/news/article/WeeklyJitsuwa_015206/

これは、それくらい菅という男が総理としてダメな人物だという発言でもありますが、そんな菅と同じくらい酷い、
あるいは、さらに酷い総裁候補者が河野太郎氏だという主旨の発言でもあります。

河野氏は立候補の記者会見では、これまで主張してきた女系天皇容認論や原発反対論を引っ込めるなど、できるだけ批判を避けるために、
これまでの前言を翻す政策を主張しているようですが、最悪の総理総裁を誕生させてしまうリスクを回避するためには、
河野氏の総裁候補としての発言はあくまでも選挙に勝つための方便だと考えておく必要があります。

ついてはここでは、河野太郎氏がそれほどまでに最悪に酷い政治家なのかを、「客観的」に、すなわち、「過去の実際の言動一つ一つ」を挙げながら評価して参りたいと思います。

(続きはソースにて)
https://38news.jp/economy/19380