不破哲三(日本共産党中央委員会常任幹部会委員、党付属社会科学研究所所長)
議会で多数派を取ることを「甘っちょろい」として、
暴力行使を含むありとあらゆる手に直面する場面をも予想しておけ、と主張

○日本社会党は、1966年に採択した『社会主義への道』で「平和革命必然論」にたち、
 議会で多数派さえ取れば平和裏に社会主義革命を達成できると言っているが、
 革命とはそんなに甘っちょろいものではない。
 日本社会党は社会主義の目標は掲げているが、真剣に革命闘争を考えていない。

○反動側(体制側)は暴力行使を含むありとあらゆる手を使って革命に抵抗してくる。
 革命運動は反動勢力の「反乱」に直面する場面をも予想しておく必要がある

前衛1968年1月臨時増刊No.274
日本社会党の綱領的路線の問題点−『日本における社会主義への道』への批判−