転覆した水上バイク
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9月15日夜、兵庫県淡路市の沿岸で起きた水上バイクの事故で、死亡した3人は神戸市に住む20代から30代の男女であることが分かりました。

15日午後4時すぎ、淡路市岩屋の沿岸にある消波ブロックの上で男女3人が死亡しているのが見つかり、近くでは3人乗りの水上バイクが転覆していました。

神戸海上保安部によりますと、亡くなったのは神戸市長田区に住む28歳の男性と29歳の女性、それに、神戸市兵庫区に住む35歳の男性で、いずれもライフジャケットを身に着けていたということです。

現場近くの消波ブロックには衝突したような跡があったということで、神戸海上保安部は3人が乗った水上バイクが単独でブロックにぶつかったとみて、当時の詳しい状況を調べています。

水上バイクは法的な速度制限がなく、近くで店を経営する人は、海上での危険な運転が見られることがあったと話します。

斎藤知事は16日の会見で来週にも事故現場を視察する考えを示し、「関係機関と議論した上で現行の条例を強化する方向で改正することも検討していく」と述べました。

第5管区海上保安本部によりますと、7月から8月までの水上バイクの事故は、2019年が2隻、2020年が3隻でしたが、2021年は14隻と大幅に増えているということで、安全な運航を呼び掛けています。

9/16(木) 18:13配信
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