>>21
落ち着け


新型コロナワクチンを最も拒否するのは超高学歴層

 「ピッツバーグ大学医療センター」(7月26日付)などによると、米カーネギーメロン大学とピッツバーグ大学の研究者らは、先月、新型コロナワクチン接種の躊躇と学歴の相関関係を分析した研究論文を医療論文プレプリント・サーバー「medRxiv」に投稿。500万件以上のアンケート回答をさまざまな属性別に分析し、新型コロナワクチン接種を「おそらく選択しない」もしくは「間違いなく選択しない」と回答した人々を「ワクチンをためらう」と分類した。その結果、ワクチン接種への躊躇と学歴の関係は、学歴の高い人の間で最も高くなることが分かった。興味深いことに、修士号を取得している人は新型コロナワクチン接種の躊躇が最も低く、博士号を取得している人は最も高かった。

 また、最終学歴が高校卒業もしくはそれ以下の学歴の人々は2021年1〜5月の5カ月間で、ワクチン接種を躊躇する割合が最も減ったが、博士号取得者は変わらなかったという。そのため、5月の時点で最も新型コロナワクチン接種に躊躇しているのは博士号取得者が最大という結果になった。つまり、最も教育を受けた人々は、新型コロナワクチンの摂取に最も懐疑的であるだけでなく、その考えを変える可能性も最も低いという。