18歳未満の養女の体を触るなどしたとして、監護者わいせつ罪に問われた30歳代の元巡査の男(懲戒免職)の初公判が17日、津地裁(中村海山裁判官)であり、男は起訴事実を認めた。

 検察側は懲役2年6月を求刑し、即日結審した。判決は24日。

 起訴状などによると、男は7月1日午後、三重県内の自宅で、監護する立場に乗じ、同居する養女が18歳未満と知りながら、服の上から胸などを触ったとされる。

 被告人質問で、男は「欲求が抑えきれなかった。警察の信用を失わせ、反省しています」と述べた。

 検察側は論告で「卑わいで悪質な犯行。養女に大きな精神的ショックを与えた」と主張。弁護側は、示談が成立していることから執行猶予付きの判決を求めた。

読売新聞 2021年9月18日 22時41分
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