自民党の稲田朋美衆院議員(62)は19日、自身のツイッターを更新し、自民党総裁選(29日投開票)に立候補している4人のうち、高市早苗前総務相(60)を支持する考えを初めて表明した。

「私が目指す強くて優しい、温かい日本の国柄を守るため、譲れない国家観を共有する高市早苗候補を支持します」と記した。

高市氏は、国家観が近い安倍晋三前首相の支援を受けている。一方、稲田氏はかつて安倍氏の「秘蔵っ子」と呼ばれ、第2次安倍政権では防衛相などの要職に起用されてきた。

一方、安倍氏もこの日、自身のツイッターで、稲田氏の投稿を引用する形で「稲田朋美さんも国家観を共有する高市早苗候補支持を表明しました」とつぶやいた。

高市氏支援を前面に打ち出す安倍氏にとって、高市氏の選挙結果は今後の自身の求心力にも影響しかねない。

総裁選には河野太郎行革相(58)、岸田文雄前政調会長(64)、野田聖子幹事長代行(61)も立候補している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f47b572631d35f239b4b0e71812baea3143a2a55